いいトコ、あります。観光・回遊ガイド

十朋亭

昔の、慎ましいけど心豊かな暮らしがしのばれる

 お醤油を造っていた萬代家の離れとして建てられたもので、大部分は建てられた享和年間(1800年頃)当時のまま残っており、近世の民家建築の様式を見ることができます。

 幕末には藩士の住まいとして使われました。当主が志士たちを支援していた縁で、多くの志士が集まり、桂小五郎、高杉晋作、久坂玄瑞、周布政之助、井上聞太(馨)、伊藤博文たちも訪れたそうです。明治初期には杉民治(吉田松陰の兄)が十朋亭の裏で塾を開きました。

 十朋亭のあるあたりは通りに大殿大路、竪小路、錦小路といった風情のある名前がついています。喫茶店やショップも趣深いものがあちこちに。まず大路ロビーで情報やマップを入手。大路ロビーは古い町屋を改修して、周辺の観光案内や史跡に関する展示をしている休憩スポット。まちづくりに取り組むNPOの拠点でもあります。お茶をいただきながら、一の坂川沿いから大殿大路界隈の情報を教えてもらっちゃいましょう。

十朋亭

十朋亭

大路ロビー

大路ロビー

 

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