いいトコ、あります。狐の足あとブログ

2020年9月

2020年は雪舟生誕600年!大内氏&雪舟ゆかりの史跡巡り~雲谷庵・瑠璃光寺界隈散策~

近隣では一の坂川や龍福寺の一帯が散策エリアとして知られていますが、雲谷庵や瑠璃光寺一帯も、負けず劣らず散策が楽しいエリアです。

 

まずおすすめするのが焼き菓子の人気店「やをぜ瑠璃光寺店」。一の坂川近くにある「後河原店」(水曜のみ営業)に続く二つ目のお店です。瑠璃光寺店はカフェも併設。散策の休憩スポットとして、こだわりの焼き菓子をゆっくり堪能することができます。


▲「やをぜ瑠璃光寺店」の営業は金曜・土曜のみ。道路向かいに駐車場あり

▲瑠璃光寺からお店まで歩いて5分

 

 

そして国宝「瑠璃光寺五重塔」は人気の観光地だけあって、山口名物が味わえるお店が隣接しています。

 

最初に紹介するのは門前にお店を構える「御堀堂」。かつて「山口ういろう」発祥の店として山口に存在した「福田屋」(1946年閉店)の製法を継承しているお店です。「山口ういろう」の特徴は、原材料のわらび粉に由来するもっちり食感。日持ちのする真空パックもありますが、せっかくお店を訪れたのなら、その日の朝に製造される「生ういろう」がおすすめ!お土産の購入とは別に購入して、ワンランク上の味わい、風味をご堪能あれ。

▲門前に店を構える御堀堂。ういろうは「白」「黒(黒糖)」「抹茶」の三種類。お土産のみならず、山口市民のおやつとして愛されています。

 

隣のお店では、山口名物「そばソフトクリーム」も販売。炒った香ばしい蕎麦の実の食感が癖になる美味しさで、瑠璃光寺に来たら絶対に食べてほしいスイーツです。

 

続いては、瑠璃光寺駐車場に隣接する長州苑のレストラン「香山」。ここではかの人気ドラマ「逃げ恥」にも登場した「瓦そば」が味わえます。※新型コロナウィルス対策のために8月19日時点で土・日・祝日のみの営業

 

「長州苑」の「瓦そば」は、瓦の凸面ではなく、凹面に茶そばが盛られているのが特徴。食べやすさを追求してこのスタイルになったとか。

▲「長州苑」本館には山口の名産・特産・工芸品が勢揃い。コロナ対策で営業時間が変更中。詳しくはお店のサイトをチェック

▲レストラン「香山」の「瓦そば」。1人前から注文可能

 

なお、香山公園の入口右には雪舟の胸像が置かれています。五重塔は1442年の落慶で、雪舟が山口に移り住んだのが1454年といわれていますから、築12年のまだまだ新しい五重塔をきっと目の当たりにしていたことでしょう。

▲香山公園の池の畔にある雪舟の胸像

 

 

 

【やをぜ瑠璃光寺店】
https://yaoze.jp/shop_rurikoji/
営業時間/金・土11:00~18:00
      日 11:00~17:30
※金・土・日のみ営業
TEL 083-902-2140
山口県山口市天花2-4-22
「狐の足あと」から車で約10分

【御堀堂香山支店】
https://www.mihorido.com/
営業時間/8:30~17:00
定休日/元日のみ
TEL 083-928-1127
山口市香山町6-7
「狐の足あと」から車で約10分

【長州苑・レストラン香山】
http://www.choshuen.co.jp/
営業時間/11:00~14:00
  ※コロナ対策により土・日・祝日のみの営業(8/19時点)
TEL 083-928-1127(香山)
   083-925-5850(長州苑)
山口市香山町6-7
「狐の足あと」から車で約10分
※「長州苑」売店は平日9:00~15:00、土日祝8:30~17:00で営業


★2020年は、1420年の雪舟生誕年から数えてちょうど600年という節目!
山口県立美術館では9月15日(火)から10月18日(日)まで、「生誕600年記念 雪舟と狩野派」が開催されます。代表作の国宝「四季山水図」(防府市の毛利博物館収蔵)など、
国宝や重文クラスの数々の作品にお目にかかれる滅多にないチャンスです!

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