2016年2月
まち歩きが楽しい一の坂エリアで月に一度のお楽しみ ~おいでマルシェ一の坂~
■一の坂エリアで始まった新しい“お楽しみ”
室町時代や明治維新の史跡が点在し風情ある街並みの大殿地区が、そして少し足をのばせば国宝・瑠璃光寺五重塔や洞春寺など、見どころいっぱいの一の坂エリア。小さなカフェやお店もポツポツ点在していて、まさにまち歩きにピッタリのエリアです。
エリアの中心を流れる一の坂川は、川沿いに200本もの桜並木が続くそぞろ歩きのオススメスポット。春には満開の桜が、初夏には川面を飛び交う天然記念物のゲンジボタルが楽しめます。
その一の坂エリアで、やまぐちの旬の食材などがあつまる”マルシェ(市場)”が開かれていると聞いて出かけてきました。
その名も「おいでマルシェ一の坂(いちのさか)」。
毎月第一日曜日朝9時から15時。2015年の7月にできた「一の坂川交通交流広場」で好評開催中。湯田温泉からは、バスに乗ってわずか7分。「西京橋」バス停で降りると、もうそこが”マルシェ”です。
■今回、マルシェで出会った美味しいもの・すてきなもの
◎自然薯 生産農家さんが大切に育てた自慢の自然薯をすりおろしてふるまっていらっしゃいました。皮ごとおろしてあるのに、えぐみがなくておいしい! 美容と健康にいいんですって。
◎石焼きニンジン 有機栽培のニンジンがホックリとした石焼に。手で割ると中はきれいなキャロットカラー。一口かじると、甘~い! 野趣あふれる味わい。超オススメですよ〜!!
◎揚げ温泉まんじゅう&手づくりプリン 一番人気は山口市徳地特産のカワラケツメイ茶をつかった「プリン」なのだそう。今日はあえてイベント限定販売の「揚げ温泉まんじゅう」をゲット。皮もあんこも昔ながらの手作りで、ほっこり。やさしい甘さで、ぺろりと何個もいけちゃいます。
◎徳地のお茶と和紙 試飲させてもらった「カワラケツメイ茶」。徳地オリジナルの野草茶だそう。苦みもなく飲みやすーい。からだにもよさそう。。。お茶の棚の隣には、和紙。北欧デザインで人気のマリメッコと徳地和紙がコラボしたおしゃれなレターセットもあり。プチギフトとしておすめです。
商品を直に手にとって確かめたり、試食や試飲などもあって味を確かめてから買うかどうか決められるから安心!! う〜ん、マルシェって面白〜い&楽し〜い。
■売り手と買い手のおしゃべりがはずみます
「これ、何の野菜?」
「これは赤だいこんです~」
「どうやって食べるん?」
「このはちみつは?」
「これは大島のみかんの花の蜜ですよ」
生産者さん自らが出店しているので、珍しい野菜の紹介や食べ方、こだわりの栽培方法や商品のオススメポイントなどなど、丁寧に教えてくれます。お客さんたちもそんなおしゃべりをしながらの品定めが楽しそう。スイーツ、ジャムやはちみつなどはちょっとしたお土産としても人気。
こだわりの商品を求めてやってきた若い女性から小さい子どもづれのファミリー、年配のご夫婦やお母さんたちまで幅広い客層で、どの店も盛況。お昼前には棚が空っぽになってるところもありました。
今回はピザ&コーヒー、ハンバーガーのキッチンカーもマルシェに登場。へぇ~。市場っていっても「とれたて野菜」だけじゃないんだ。
ピザもハンバーガーも目の前で焼いてくれるアツアツを売っていて、その匂いが食欲をそそります。「ファストフードに比べたら高いけど、ボリュームは倍、おいしさは10倍以上ですよ!」とは、ハンバーガー屋さん。山口特産のむつみ豚のベーコンや徳地みそなど地元食材を使ったオリジナルバーガーが人気だそう。お昼近くになると、キッチンカーにもお客さんの列が。
■まち歩きのついでに、ぜひお立ち寄りを
このエリアのまち歩きの拠点「大路ロビー」までは、歩いて15分ほど。観光で山口にお越しのアナタも、まち歩きのひととき、「山口自慢のアレコレ」が一同に集まるマルシェをのぞいてみませんか。
また、「おいでマルシェ一の坂」が開かれる毎月第一日曜日は、お隣の亀山公園ではフリーマーケットを開催中。はしごできます。
それでは、第一日曜日に「おいでマルシェ一の坂」でお会いしましょう。